Samの英語チャンネル

『やるせない話』シリーズ。

凶悪系ではなく、切ない系の本日です 

去年の10月、イギリスのケント州に暮らす18歳のヤズミナ・ハワードさんが

跨道橋からM20（高速道路）に身投げをし、亡くなりました。

実はヤズミナさん、自殺する15年前の2003年に、

母親による無理心中を生き延びたという壮絶な過去があります。

ヤズミナさんの母マキシンさんは、まだ3歳だった娘のヤズミナを腕に抱え、

7階建てのマンションから飛び降り自殺を図り、死亡。

幼いヤズミナさんも数々の怪我を負ったものの、

一命をとりとめ快復した、という強運の持ち主でもあったわけです。

母と幼い頃のヤズミナさん。

しかし母が自殺、そして無理心中だったこともあり、心に負った傷は大きく、

早い時期からうつ病に悩まされていたというヤズミナさん。

彼氏と別れたことで、ますます気分がふさぎ込み、

実は自殺する1ヶ月前の9月にも、橋から高速へ飛び込もうとしていたものの、元彼に止められ断念。

その後、友人に「生理が遅れているから、妊娠したかも」と告げていたヤズミナさん。

しかし本人に確証はないまま、10月に飛び降り自殺を図ってしまいました。

検死の結果、ヤズミナさんは妊娠していたことが判明。

お腹の中の赤ちゃんも、もちろん亡くなっております。

ヤズミナさんが飛び降りてしまったM20にかかる橋。

いやー、実に切ないですな。

なんともやるせない気持ちになります 

母の無理心中を生き延びただけの強運があったのに、

その命を自分で終えなければならないほど、

18歳の少女が思いつめていたのかと思うと、悲しくなります。

てか10代くらいまでの方が、いろいろな辛さがマックスだったりしますよね。

20代や30代になると、免疫がついてくるというか、

精神的にも打たれ強くなったり、諦めに近い気持ちも交じり、

小さいことに悩まなくて済むようになったりする場合もあります。

（鬱が悪化する逆のケースももちろんありますが）

自殺者の若年化が進んでいる現代、思いつめている少年・少女たちに

「大丈夫、辛いのは今がマックスだから！」

と、ババア代表として（←誰がババアやねん ）エールを送らせて頂きます。

そんな本日のスラング英語は top (oneself)。

自殺する、という意味でございます。

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Source: 海外セレブから学ぶ テストには出ない英語☆おもしろスラングリッシュ