Samの英語チャンネル

『やるせない話』シリーズ 

ハリウッドの人気スタイリスト、ジョー・ファーガソンが

早すぎる＆切なすぎる死をひっさげてご登場。

冒頭の写真は、ミランダ・カーとジョーのツーショット画像です。

先週の水曜日、故郷のオーストラリアのアデレードで

息を引きとったジョー・ファーガソン。

リアーナ、テイラー・スウィフト、ヒュー・ジャックマン、

ザック・エフロンなどを顧客に持つ、売れっ子のスタイリストでした。

セレブの集うパーティーシーンにも、良く顔を出していた

ジョー・ファーガソンの人生が一転したのは2016年。

自宅アパートの階段を踏み外し、階段を27段も転げ落ちたジョー。

転落の際に階段でこめかみを切り、

友人に発見されるまでの5時間もの間、意識不明のまま

4リットルもの大量の血を流し続け、横たわっておりました 

友人が救急車を呼び、病院へ搬送されたジョー・ファーガソン。

医者によれば、あと20分発見が遅ければ、失血死していたところだったと言います。

病院にて頭部を38針も縫い、3回にも及ぶ輸血を

必要とする大怪我だったジョー・ファーガソン。

その後も毎日のように、吐き気や立ちくらみなどの

激しい後遺症に悩まされ続け、

華やかな表舞台を去り、故郷アデレードの家族の元へ戻りました。

そして2019年、敗血症と診断されたジョー・ファーガソンは、

残り半年の余命宣告を受けます。

実はなんと2016年の転倒事故の輸血の際、ジョーはA型であるにも関わらず、

B型の輸血をされるという医療ミスがあったことが判明 

敗血症に犯された9.1リットルもの大量の血液を除去することに。

3月には生命維持装置に繋がれたものの、一度は退院。

しかしまたすぐに再入院を余儀なくされたジョー・ファーガソン。

けっきょく4月8日に、46才という若さでこの世を去ってしまいました。

死因は、上で述べた敗血症が原因による

肝不全と腎不全と見られております。

実はなくなる3日前に、医師に生命維持装置の停止を頼んだと言われており、

敗血症に犯されていたジョーは、生命維持装置を止めれば

自分が死ぬことは医師からも説明されていたはずなので、

自ら死を選択したことになりますな。

美人な上に、明るい性格で友人も多く、

ハリウッドセレブ御用達の、売れっ子スタイリストという

華やかな人生を謳歌してきたジョー・ファーガソン。

なんとも切ない最期であります 

しかも輸血ミスという自分には全く非のない、

そして防げたはずの医療ミスの犠牲になるなんて、

やるせなさすぎますよね。

ご冥福をお祈りしたいと思います 

そんな本日のスラング英語は、

生前のジョー・ファーガソンの性格から bubbly、ばぶりー。

これは、常に明るく前向きでポジティブ、物おじせずに小さなことをくよくよ悩まない、

いつも周りに人が集まるような、とにかく明るい性格や人物を指す形容詞です。

通常、女性に対して使う表現で、

通常は良い意味として使われることが多い表現です。

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Source: 海外セレブから学ぶ テストには出ない英語☆おもしろスラングリッシュ